VAS of 脊髄外科ジャーナル



脊髄外科を新たな観点から見直していきたいと考えています



ビジュアルアナログスケール (VAS) について

 痛みの程度を調査する場合には,ビジュアルアナログスケールという方法により痛みの程度を0点から10点までの数値として表現(スコア化)します.
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患者さんには,1本の直線を用意します.その直線の左端は「痛みが無い」状態とし,右端を「想像しうる最も激しい痛み」の状態として,ご自分が感じておられる痛みの程度と思われる部位に×印をつけていただきます.直線の全長を10として,左端から×印までの距離により,痛みの程度を表します.数値が10に近いほど強い痛みになります.上図では×印の場所は6となり,VASのスコアは6点となります.

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